REASON
断熱が必要な理由

快適に過ごしたい空間なのに、暑かったり寒かったりはイヤ!
それはわがままではなく、当たり前のことなんです。

こんな不満を目にしたことはないでしょうか

・昔は夏にエアコンなんてつけなくても、十分平気だった
・冬場はこたつさえあれば暖かかったし、家族は居間に集まって過ごした
・ヒートショックなんて言葉、ここ数年で耳にするようになった
確かに昔はこうでした。
しかし、今の日本は既にあの頃のままではありません。
冬が終われば一瞬の春を超えてすぐに梅雨、そして夏。
夏が終わればほんの一瞬の秋が終わり冬。
けど、お住まいはあの頃のまま。


果たしてそれで快適なのでしょうか。
光熱費(省エネ)を犠牲にして
今をやり過ごすだけでいいのでしょうか。

日本が定める規定の中には「断熱しなければいけない」という義務がありません。
もちろん地域によって気候の特性がありますので、がっちりと断熱しているお家もあります。
断熱も気密もそこそこでもなんとか過ごせる地域では、我慢さえすればなんとかやっていけるという現状。
しかし近年の日本は、昔とは気候がガラッと変わってきました。

 

 

 

断熱工事のメリット

断熱工事をする人の数は年々増えていますが、まだまだ数は多くはありません。
しかし断熱工事を行った人の満足度は高い傾向があります。
約75%が「冬、暖かく過ごせる」と満足しており、
更に約40%が「光熱費が下がった」と実感している点もポイントです。
断熱性能が高い家は、室内の熱が逃げにくく、暖房(冷房)のために使う
エネルギーの量が減り、光熱費にかかるお金も安くなるのです。

「夏を涼しく過ごせる」という方も多く見受けられる点にも注目です。
断熱性能を高めると、冬が快適なだけではなく、夏も快適に過ごせるようになります。
このことから、断熱工事は多くの不満を解消でき、
結果的に「リノベーションしてよかった」と感じている方が多いようです。

断熱工事をするとただ暖かいだけではなく、省エネにも繋がります。
お家そのものは外の気温を中に持ち込まない設計になります。
しかし、お家の中の快適な温度は、何かで作り出さなくてはなりません。
その作り出すための手段はやはり暖房機器・冷房機器になります。
しかし、きちんと断熱をしていれば、常に点けていなくても快適な気温になったら電源をOFFにできます。
その快適な温度を長く保ってくれるのが、断熱工事を施したお家なのです。

お家再生の断熱工事

原因1:床下断熱材が入っていない(少ない)

省エネ基準が低かった1980年以前の住宅では、床下断熱材が入っていない場合や、少ない場合が多いのです。床板1枚では足元からの冷えが防げません。床下にも断熱材を十分に敷き詰めます。更に、冬でも素足で歩けるほどの快適さを求めるのであれば、断熱材を二重にし、外気温をシャットアウト。

原因2:壁と天井の断熱材が適切に入っていない

冬に寒く、夏に暑い家の原因は「熱損失」。
熱は移動します。冬に暖房を切ってしばらく経つと、室内の温度が下がります。これは熱が逃げたために起こる現象です。

逆に夏は熱が入り込んで、同様の現象になります。
これらの熱移動を断つ「断熱」を強化することで、快適な空間を作ることができます。

また、ただ入っているだけでは効果が半減します。
断熱材と断熱材の間の隙間が空いていては、断熱材の意味がありません。
きちんと断熱材の継ぎ目などを埋める施工をし気流止め等を施すことで、断熱性能を向上させることができるのです。

原因3:快適な温度は窓から逃げる(侵入する)
窓は建物の外部建材の中でも一番薄い「断熱においての弱点」とも言える場所です。
特にアルミのサッシは、断熱効果はゼロと言っても過言ではありません。
オススメは、サッシの素材を樹脂に変え、複層ガラスに変える事。
2重窓、3重窓なんて呼ばれたりしています。ガラスとガラスの間に空気の層を作り、外気温と室内気温が干渉しないよう設計されています。
断熱性を確保することで、快適な室温を保ち、暖房(冷房)の使い過ぎを防ぐと、結果的に省エネからの光熱費削減へと繋がります。

原因4:玄関ドアからの外気温の流入・排出

玄関ドアも断熱をする上では見過ごせない箇所。
玄関ドアの素材は、アルミ、ステンレスなどの金属が多く使用されていますが、金属は熱伝導率が高いため、熱の流入出が多い場所なのです。
高断熱ドアを取り入れることで、住まいの快適性を高めることができます。
家族等を迎え入れる正に「入口」。暗い、古い、汚れた玄関では運気も逃げてしまいます。
運気を上げる意味でも、特に交換をおすすめする場所でもあります。